JR西日本、山陽新幹線の岡山~福山駅間で来月7日から携帯電話が使用可能に
2011年9月28日 00:41
JR西日本は27日、NTTドコモ、KDDIおよびソフトバンクモバイルと同社において共同で整備を進めていた、山陽新幹線の岡山~福山駅間、福山~三原駅間における携帯電話通信サービスについて、サービスエリア拡大予定時期の見通しが明らかになったと発表した。
同社によると、岡山~福山駅間は、2011年10月7日始発列車からサービスを開始する。また、福山~三原駅間は、2012年春頃にサービスを開始する予定。
現在、山陽新幹線のトンネル内などは携帯電話がつながりにくい区間があり、利用者にとって不便な状態となっている。そこで同社は、昨年度に見直した中期経営計画において、「山陽新幹線区間の情報サービスの拡充」をめざし、携帯電話の不感地帯の解消に取り組んできた。
具体的には、携帯電話3社と協力し、トンネルなどの人工的な構築物により電波が遮へいされ、携帯電話などが使用できない地域において、移動通信用中継施設などを設置する工事を行っている。