京急電鉄、TVアニメ「たまゆら」とタイアップし、記念きっぷを発売
2011年9月27日 10:12
京浜急行電鉄は26日、TVアニメ「たまゆら~hitotose~(ひととせ)」とタイアップし、さまざまなキャンペーンを実施すると発表した。同キャンペーンは、主人公の「沢渡 楓(さわたり ふう)」が中学生時代まで過ごした横須賀・汐入が第1話の舞台となることから実現したもの。記念きっぷを発売するほか、沢渡楓が汐入駅のアナウンスを行うなど、さまざまなイベントが開催される。
たまゆらのキャラクターがデザインされた4種のカードが封入された京急オリジナルカード型きっぷは、10月9日から発売する。価格は1,500円。販売場所は汐入駅のみで、販売枚数は3,000枚限定。
また、10月9日の1日限定で、汐入駅のアナウンスを、「たまゆら~hitotose~」の主人公沢渡楓のアナウンスで送る。そのほか、汐入駅や京急各駅、電車内に中吊りポスターなどを掲出する。
さらに、9月17日には、沢渡楓役の竹達彩奈さんが、汐入駅の一日駅長に就任。当日は、竹達さんの駅長任命式の他、駅アナウンスの実施、駅での案内等が行われた。
TVアニメ「たまゆら~hitotose~」は、おぼろげな夢をはぐくむ女の子たちの青春を描いたヒーリングストーリーの作品で、2010年に発売されたOVA「たまゆら」は、オリジナル作品のOVA(オリジナルビデオアニメで、テレビ等での放映はなし)にも関わらず、多くのファンを獲得した。舞台である広島県竹原市には、アニメに登場した場所をめぐる「聖地巡礼スポット」として、多くのファンが訪れているという。
同作品は、ファンからの好評をうけ、いよいよ待望のTVシリーズ「たまゆら~hitotose~(ひととせ)」として、2011年10月から、TOKYO-MX他で放映されることが決定している。テレビシリーズ初回では、TVアニメの主人公「沢渡楓(さわたり ふう)」が、中学生までの時を過ごした町として、横須賀市汐入が舞台となっている。