京セラは「iPhone(アイフォーン)5」巡るGS証券の判断受け安い

2011年9月26日 18:57

■京セラは2.6%安、ソフトバンクは5.0%安

  京セラ <6971> は26日の前場6330円(210円安)まで下げ、3月15日の安値6440円を割り込み年初来の安値を更新。終値も6370円(170円安)となり4日続落となった。

  日経平均225銘柄の中でも連動性の強い銘柄のため、全体の下げに押されたことに加え、ゴールドマン・サックス(GS)証券が本日付で、「iPhone」(アイフォーン)の最新機種「iPhone5」の発売がソフトバンク <9984> のほかにKDDI <9433> も参入するとの観測が出ていることに関し、その場合はKDDI向けの依存度の高い京セラの戦略・収益に大きなリスクとなる可能性があるとしたと伝えられたことが影響したようだ。ただ、京セラの下げ率は2.6%。ソフトバンクの5.0%安に比べ、下げ率は小さかった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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