【銘柄診断】鉄建建設は鉄道工事の受注回復が顕著、復興需要の増加にも期待
2011年9月25日 20:37
鉄建建設 <1815> は復興関連株人気に乗り3月23日に156円の高値を示現したが、その後はほとんどいいところがなく、下値を探る展開を余儀なくされている。
今2012年3月期第1四半期は公共投資が低調に推移したため営業利益は8億8100万円の損失(前年同期は3900万円の損失)と低調だった。ただ、東日本大震災からの復興対策等により持ち直しの動きが見込まれるため、後半の回復を想定、今3月期通期の見通し営業利益30億円(前期比45.4%増)は据え置いている。第1四半期の受注は全体としては184億7200万円と前年同期の215億9300万円から14.5%の減となる。
しかし、主力の鉄道工事は前期の108億2400万円から128億1100万円へ18.4%増を達成している。こうした受注状況を見ると今期後半からの業績回復は来期に引き継がれる可能性が強くなっている。建設株全体に低PBRが目立つが、それでも同社の0.4倍と言う数字はあまりにも割安だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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