<姫の男>第20話 パク・シフ&ムン・チェウォン、愛の名場面

2011年9月24日 16:58

 あらゆる困難を経ても、一生消えない心の傷を負っても、どうしても諦められなかった二人は結局その愛を認め合う。どんな事でも耐える覚悟ができている二人は、数多くの心の傷を負った分どんなに短い時間でも一緒にいられるその瞬間を大事にした。

 結末へと向かう緻密な政治的渦の中で、その緊張感と切ないロマンスが同時に爆発し、韓国で水木ドラマの首位を走っているKBS「姫の男」のユリョンカップル(スンユとセリョンから一文字ずつとって)が燃えるような“氷玉館ロマンス”を見せ話題となっている。

 22日に放送された第20話ではスンユ(パク・シフ演)とセリョン(ムン・チェウォン演)がまるで新婚夫婦のような仲睦まじい姿を見せ、これまでユリョンカップルのラブシーンを待ちに待っていた視聴者を満足させたという。

 セリョンに「明日も宮殿に帰ることを拒否したら僕は何をしでかすか分からない」と忠告したシンミョン(ソン・ジョンホ演)の姿を見たスンユがセリョンを氷玉館にかくまったことから始まった“氷玉館ロマンス”。

 「先生(スンユ)と一緒にいるなんて信じられません」というセリョンの言葉のように、彼らにとっては夢のような時間だった。

 生まれて初めての仕事に疲れ果てていたセリョンの腕を揉んであげるスンユ、外出しようとするスンユに温かく微笑みながら襟を正してあげようとするセリョン、二人の姿は仲の良い新婚夫婦を彷彿とさせた。

 癸酉靖難後、一度もまともに睡眠を取ったことのなかったスンユがセリョンの肩に寄りかかり眠る姿は“氷玉館ロマンス”の頂点を極めた。

 短いが故にその美しさが更に際立った“氷玉館ロマンス”を見た数多くの視聴者らは「この回のストーリーは本当に良かった」「二人がこのまま愛し合えるといいのに」「新婚さんみたいだった」「本当にお似合いの二人」「どこかへ逃げて二人きりで暮らしたらいいのに」などと感想を書き込んだ。

 一方、キム・ジョンソ(イ・スンジェ演)の昔の部下たちを探し出したら一緒に都を離れるというスンユの計画が公開されたなか、シンミョンの捜索によって再び宮殿に戻されたセリョンが“シンミョンの奴隷”に転落する危機に置かれ、今後の展開が更に気になる。

 韓国KBSのドラマ「姫の男」は、毎週水木夜9時55分に放送中だ。(翻訳:宮本りさ)

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