【銘柄診断】プレステージインターナショナルは業績好調、下値調べ一巡は近い
2011年9月24日 12:07
プレステージインターナショナル <4290> は6月27日の年初来高値16万2500円からの調整場面にあるが、下値にはしっかりと押し目買いが入り、底堅さが漂う足取りだ。
今2012年3月期第1四半期の業績は営業利益が5億400万円と前年同期比3.2%減益となった。ロードアシスト、インシュアランス事業の伸長により増収となった。ロードアシスト事業は損害保険会社向けサービス利用増加や既存受託業務の拡大により増収。
しかし、定額契約しているサービス利用件数が想定以上に増加したため、採算が悪化。インシュアランス事業も延長保証メンテナンスプログラムや家賃保証プログラムの売り上げ増により増収となったが、家賃保証プログラムの再保証率の上昇により原価が増加したため、利益率が悪化した。
当面はロードアシスト、インシュアランス、プロパティアシストの3事業に経営資源を集中させ今2012年3月期は営業利益26億5000万円と15.6%増益を見込んでいる。ただ、材料面ではパンチ力に乏しく、もみ合い継続の方向が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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