NVIDIAの次世代モバイルCPUは4コア+省電力コアの5コア構成
2011年9月23日 11:48
あるAnonymous Coward 曰く、 NVIDIAは、「Kal-El」のコードネームで開発中のモバイル向け次世代クアッドコアプロセッサーに、低消費電力動作用の5つ目のコアが搭載されることを明らかにした(NVIDIAのブログ記事、ITmediaの記事、PC Watchの記事、本家/.)。
5つのコアはすべてCortex A9コアを採用するが、「companion core」と呼ばれる5つ目のコアは低消費電力動作用に設計されており、500MHz以下の低クロック動作時にのみ有効になる。処理内容に応じてcompanion coreと1~4個のメインコアを切り替えて使用することで、現行のTegra 2よりも高い処理能力と低い消費電力を実現するという。コアの切り替えはプロセッサー内部で行われるため、既存のOSおよびアプリケーションを変更することなく利用可能だ。このほか、Kal-Elには新しい12コアのGPUが搭載され、Tegra 2の3倍のパフォーマンスが得られるとのこと。
今後このような「低消費電力コア」を持つデスクトップ用CPUも登場するのだろうか?
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