BMW、「1 シリーズ」をフルモデルチェンジ:新世代エンジンで燃費改善

2011年9月23日 13:30

 ビー・エム・ダブリューは22日、「ニューBMW 1 シリーズ」をフルモデルチェンジし、注文の受付を開始すると発表した。納車は10月からの予定で価格は308万円から。

 BMW 1 シリーズは、初代モデルが2004年に日本での販売を開始し、今回のフルモデル・チェンジが第二世代目となる。同社のプレミアム・コンパクトカーで唯一の後輪駆動モデルで、スポーティで俊敏なハンドリング性能を実現。コンパクト・サイズながら「BMWならではの駆けぬける歓び」が感じられるモデルとしている。

 新世代1.6リッター直列4気筒ツインパワー・ターボ・エンジン、高効率の8速オートマチック・トランスミッション、ブレーキ・エネルギー回生システムなどの搭載などで、燃費は1リットル当たり17.6キロと約25%改善した。全モデルが75%エコカー減税対象となっている。

 エクステリアデザインは、やや前傾した大型のキドニー・グリルを採用。片側2灯式のバイ・キセノン・ヘッドライトにLEDによるアクセント・ラインとスモール・ライト・リングを組み合わせ、キドニー・グリルの周囲を立体的な面構成にした事で、精悍なフロント・デザインを演出している。

 インテリアは、従来モデルに比べてホイール・ベースが30mm長くなった事から、室内空間が拡大した。特に後席では、足元スペースが従来モデルよりも約20mm拡大し、後席の居住性が改善されている。

 また、デザイン・ラインというこれまでにないコンセプトを導入した。スタンダード・モデルをベースとして、専用のエクステリア/インテリア・パーツや特別な装備品を採用し、スポーティさを強調したモデル「Sport(スポーツ)」と、デザイン性を重視しスタイリッシュなモデル「Style(スタイル)」が選択できる。

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