フォーブス米長者番付、ゲイツ氏18年連続の首位:ザッカーバーグ氏は資産増加額が最大
2011年9月22日 14:35
米経済誌フォーブスが21日発表した米国資産家400人の長者番付(2011年版)によると、米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏(55)が資産総額590億ドル(約4兆5,000億円)で18年連続の首位となった。
同誌によると、400人の資産合計は1兆5,300億ドルで前年比12%増加した。同時期の米国の代表的な株価指数S&P500の上昇率は10%であるため、トップ資産家のパフォーマンスは株式市場を上回っていることになる。
第2位は著名投資家のウォーレン・バフェット氏(81)で、資産総額は390億ドル。前年からは60億ドル減少し、首位のゲイツ氏との差は開いた。第3位はソフトウェア大手オラクル(Oracle)の創業者ラリー・エリソン氏(67)で、資産総額は330億ドルだった。
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)大手フェイスブック(Facebook)創業者のマーク・ザッカーバーグ氏(27)は、資産総額が前年から106億ドル増加し、増加額が400人中で最大だった。資産総額は175億ドルで第14位と、初めてトップ20位以内にランクインした。
ソーシャルサービス「Google+」でフェイスブックに対抗するインターネット検索大手グーグル(Google)の創業者セルゲイ・ブリン氏(38)とラリー・ペイジ氏(38)は、資産総額がともに167億ドルで、くしくもザッカーバーグ氏に次ぐ第15位(同率)だった。