【銘柄診断】PGMホールディングスは反転相場へは手掛かり難、もみ合い継続

2011年9月21日 21:45

  PGMホールディングス <2466> は売り直され、再び年初来安値圏での展開に入ってきた。

  今2012年12月期中間決算は営業利益が14億円と前年同期比65.6%の大幅減少に見舞われた。東日本大震災の影響やその後の自粛ムードで来場者数が減少し、既存ゴルフ場の営業収益が悪化。特に単価の高い関東圏における需要の減少や全国的なゴルフコンペ自粛の影響を受けたことなどが要因。

  また、5月に未定としていた配当金についても、今回年間500円(上期末は無配)と前期の年間2500円から大幅に減配する見通しを明らかにしたことも株価に響いている。

  会社側は今12月期通期の業績については、5月に下方修正した営業利益100億円(前年同期比13.4%減)の見通しを据え置いている。

  当面の業績低迷、今12月期の大幅減配などは株価に織り込まれたものと思われる。ただ、反転相場へ向けては手掛かり材料難の様相が強い。底値圏でもみ合いを続けながら業績浮上を待つパターンが想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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