グーグル、SNSサービス「Google+」を一般公開
2011年9月21日 11:53
米グーグル(Google)は20日、試験運用していたSNSサービス「Google+」を一般公開すると発表した。これまでは招待制で一部ユーザーにのみ提供していたが、今後は誰でも参加できる。また、複数の新機能を追加したことも明らかにした。先行する米フェイスブック(Facebook)をどこまで追撃できるか注目される。
新機能としては、ビデオチャットルームをスマートフォンやタブレット端末でも利用できるようになった。Android端末用にはアプリをAndroid Marketで提供しており、iPhoneなどのiOS端末向けアプリもApp Storeで近日中に提供する予定という。
ビデオチャット関連ではこのほか、ビデオチャットの内容を公開する「オンエア」機能や、PCの表示画面を共有する「スクリーンの共有」、他ユーザーと一緒に絵を描ける「スケッチブック」、文書などを共同編集できる「Google ドキュメント」、テーマを設定して公開ディスカッションが行える「テーマ別ビデオチャットルーム」が追加された。合わせてビデオチャットルームのAPIも提供する。
また、Google+ 上で検索が行えるようになった。ウェブ検索と同様の検索機能が Google+ でも使用でき、検索ワードと関係のあるユーザーや投稿が表示される。限定公開された情報は公開されたユーザーにのみ表示されるという。