【銘柄診断】長谷工コーポレーションは今期一転増益も、押し目買い人気は強い

2011年9月20日 19:05

  長谷工コーポレーション <1808> は売り直され、再び年初来安値圏での展開に入ってきた。しかも今の水準は2009年4月以来の低いポジションだ。今2012年3月期第1四半期の業績は営業利益43億300万円と前年同期比9.7%減となり、やや低調なスタートとなったことが株価に映し出されている。

  ただ、第1四半期の単独受注高は前年同期の305億1000万円から今期は609億8100万円と倍増。うち民間分譲マンション受注高は同185億4500万円から569億7800万円へ大幅に増加している。従って今回据え置かれた今3月期の営業利益230億円(前期比1.4%減)については増益への増額修正を読むアナリストが多い。

  材料面でインパクトが弱く、一気の戻りは難しいかもしれないが、今3月期で3期連続の増益となるだけに、業績回復路線はもっと評価されていい。信用買い残は5月27日申し込み現在の7080万株が8月26日申し込み現在では4794万株まで減少して直近は5363万株まで再び増加、株価の戻りをリードする勢力になりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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