【銘柄診断】昭光通商は今期再増額、中期成長路線入りを評価する相場が有力
2011年9月20日 18:59
昭光通商 <8090> は年初来高値圏で頑強な動きを続けている。
金属セラミックス、海外取引の好調などを背景に今2011年12月期中間決算の営業利益は当初予想の6億5000万円を大きく上回り10億7800万円(前年同期7億4900万円)を達成した。後半については情勢が流動的として、営業利益は当初の13億8000万円から16億2000万円(前期14億7400万円)へごく小幅の増額に抑えている。
中間決算の進捗率は66%に達しており、最終的には再増額の可能性が強そう。海外部門の拡大、環境・クリーンエネルギーなど次世代テーマへの取り組みなどにより、2015年12月期には営業利益30億円を見込んでいる。
株価は今12月期の増額期待を背景に高値圏での推移になっているが、来2012年12月期以降も業績の上伸は持続的なものとなる方向にあり、そこらあたりへの認識が浸透するにつれ、株価はもう一段の上値を志向する展開に入りそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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