【銘柄診断】大日本スクリーン製造は中間決算を減額も、株価は織り込みを完了
2011年9月20日 18:56
大日本スクリーン製造 <7735> は3月31日の888円高値からロングランの調整局面。ただ、8月24日の440円と9月12日の434円できれいなダブル底入れのパターンを形成、出直りの途につきそうな感触だ。
今2012年3月期第1四半期の業績は営業利益62億2200万円(前年同期46億5000万円)と大幅増益を達成した。ただ、これまで堅調に推移してきた半導体需要に減速の兆しが見られ、半導体メーカーの設備投資計画見直しで、半導体製造装置の先行きが不透明な状況になってきたとしている。
そのため今3月期9月中間決算の営業利益を従来の125億円から105億円(前年同期比4.9%減)に下方修正した。後半については見通し難として今のところ中間期の減額分だけを反映させ営業利益240億円(前期比10.5%増)と、当初の見通し260億円から修正している。
株価はこうした点を長きに渡り織り込んできたが、ようやく悪材料の織り込みを終えた足取りだ。ひとまずリバウンドの展開に入ってもおかしくないタイミングだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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