ソニー、新開発ドライバー搭載の高機能カナル型ヘッドホン「BA Premium Headphones」

2011年9月20日 17:16

 ソニーは20日、独自開発のバランスド・アーマチュア(BA)・ドライバーユニットを搭載した新ヘッドホン「Sony BA Premium Headphones」を発売すると発表した。高音質タイプ、マイク・リモコン付きタイプなど機能別の5タイプを展開する。価格は7,455円から。

 同社によると、新開発のBAドライバーユニットは、同社これまで採用していたダイナミック型と比較して小型・軽量、高感度、高解像度、高遮音性という特性を持つ。また、小型・軽量であるため、装着性に優れ、デザインの自由度も高いという。

 マイク・リモコン付きタイプは、iPod/iPhone/iPadに対応し、音楽や動画再生時に手元で簡単にリモコン操作が行える。iPhone使用時にはハンズフリーで通話が可能なマイクもリモコンに内蔵している。4基のBAドライバーユニットを組み合わせた「クワッド・バランスド・アーマチュア・ドライバーユニット」を搭載するモデルでは、深みのある低域から鮮やかできめ細かい高域まで、全帯域にわたって豊かでより洗練された音表現が可能という。

 ノイズキャンセリングタイプは、新開発エンジンで約97.5%の高性能な騒音低減と低消費電力化を実現したモデル。筐体部には外部からのノイズを低減する独自の「ノイズブロック構造」を採用することで、周囲からの騒音とヘッドホンからの音漏れを大幅に低減した。また、フル充電で約20時間の長時間利用が可能。

 ワイヤレスタイプは、電池収納部などをハウジング内に集約することでコントロールボックスを省いたモデル。周囲の電波の影響による音切れが発生しにくいEDR(Enhanced Data Rate)2Mbps伝送に対応。また、通信状態が悪い状況では、音質をStandard(デフォルトはHigh quality)に切り替えることにより、安定した通信状態を保つ。

 スポーツタイプは、水洗いが可能なモデル。高い気密性と新開発の「音響透過膜構造」を採用することで、高い防水性能を実現した。汗や水しぶきに強く、使用後は水洗いできるので清潔に保つことができる。

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