ヤマハ発、マニュアル変速スポーツバイクの2012年モデルが登場
2011年9月20日 11:00
オートバイは大きく分けて、舗装路を走らせるロードバイクと未舗装路を走る事ができるオフロードバイクの2種類となっている。一般的に、ロードバイクの方が認知度が高く人気を集めているが、バイクとの一体感を大自然の中で味わえるオフロードバイクにも根強いファンがいるという。
そのような中、ヤマハ発動機が250ccの水冷4ストロークDOHC単気筒4バルブ・F.I.エンジンをアルミ製フレームに搭載した「WR250R」及び「WR250X」のグラフィック等を変更し、9月30日より発売すると発表した。「WR250R」は、モトクロッサーYZイメージの"ディープパープリッシュブルーソリッドE"についてスプラッシュをイメージした躍動感あるグラフィックを新たに採用。"ヤマハブラック"は、「WR250X」で好評のカーボンパターンを織り込んだグラフィックとマフラーカバーをシルバーに変更している。また、「WR250X」の"ヤマハブラック"は、カーボンパターンを織り込んだ新グラフィックとブラック&グレーのシートを採用し精悍な機能美をアピール。スポーティ&アーバンテイストを強調した"パープリッシュホワイトソリッド1"は継続としている。
「WR250R」は、国内市販オフロードモデル唯一アルミ製フレーム採用のモデルで、軽量でコンパクトなボディと専用設計の小型高性能エンジンにより、軽二輪(250cc)オフロードイメージを大きく超えたパフォーマンスを備えるモデルとして高い支持を得ている。スーパーモタードイメージの「WR250X」は「WR250R」と車体フレームを共通としながら、前後17インチタイヤを採用するなど、クール&スタイリッシュなフォルムとして街中での軽快な走行性を備えるモデルだという。
国内市場の250ccクラスはビッグスクーターとよばれるオートマチックモデルに一時期、人気が集中していたが、近年、マニュアル変速のスポーツバイクの人気がまた、盛り返してきている。この「WR250R」「WR250X」は高い性能を持つプレミアムバイクとして支持があり、2012年モデルの販売傾向にも注目が集まる。