【銘柄診断】日特建設は復興需要に期待!需給の好転が出直りへのポイントに
2011年9月16日 18:16
日特建設 <1929> は調整局面が長引いている。4月4日に237円の高値を示現しているが、信用買い残は当時530万株程度に過ぎなかった。それが株価の下げにつれ押し目買い人気を呼び込み、7月29日申し込み現在で2900万株台にまで膨らんだ。8月9日に78円の安値に売られたので、ここらあたりの安値を拾った向きの売りが株価の戻りを抑え込んでしまっている。
今2012年3月期第1四半期は季節的な要因もあって営業利益は4億3400万円の損失(前年同期は3億8700万円の損失)と低調だった。今のところ今3月期通期については営業利益15億9000万円と前期比11.9%の減益見込み。
ただ、第三次補正予算の骨格が固まり、今国会で法案が通過すると、いよいよ復興需要が本格化するスケジュールだ。当然同社の業績を力強く押し上げる要因となる。従って需給さえ改善すれば戻り相場の堵につけることになる。信用買い残の減少動向が最大のポイントになる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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