第28次長期滞在クルー、ソユーズで無事帰還

2011年9月16日 14:15

 第28次長期滞在クルーのアンドレイ・ボリシェンコ宇宙飛行士、アレクサンダー・サマクチャイエフ宇宙飛行士、ロナルド・ギャレン宇宙飛行士の3人を乗せたソユーズ有人宇宙船(ソユーズTMA-21)は9月16日、無事地上に帰還した。

 ソユーズTMA-21はアメリカ東部夏時間9月15日20時38分(日本時間9月16日9時38分)に、国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングを解除し、アメリカ東部夏時間9月16日0時(日本時間13時)に、カザフスタンのジェズカズガン(Dzhezkazgan)付近に無事着陸した。

 着陸は順調に行われ、救助隊はすぐに着陸したソユーズTMA-21の帰還カプセルを発見し、カプセルから3名のクルーを抱え、外へと運び出した。第28次長期滞在クルーらは少し疲れた様子だったが、元気な姿を見せた。

 第28次長期滞在クルーの帰還はもともと9月8日に予定されていたが、8月24日のプログレス補給船(44P=M-12M)の打ち上げ失敗を受け、延期されていた。

 なお、交代となる第29次長期滞在クルーを乗せたソユーズTMA-22の打ち上げが11月12日に延期されたため、ISSは当分の間、3人体制での運用となる。

 写真=NASA。

 ■Expedition 28 Crew Lands Safely
http://www.nasa.gov/mission_pages/station/living/index.html

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