【銘柄診断】サークルKサンクスは高齢者取り込みなどによる好業績を評価へ

2011年9月15日 13:14

  サークルKサンクス <3337> はここにきて戻り高値トライの強い動きを見せている。支えは好調な業績。今2012年2月期第1四半期は営業利益47億5600万円と前年同期比29.5%増を達成した。

  東北地域では復興需要が発生し既存店売上高の前年比は高い伸び率を確保。また、全国的には昨年10月の増税値上げ後のタバコ売上の伸長が継続したほか、ファーストフードやデザートなど主力のオリジナル商品の好調も業績向上に寄与した。今2月期通期の見通し、営業利益180億円(前期185億7100万円)は据え置かれたが、高齢者、女性など新たな顧客層拡大でコンビニを取り巻く環境は好転度合いを強めている。

  アナリスト筋は今2月期営業利益が199億円への増額を想定、さらに来2013年2月期についても204億8800万円への続伸が有力と見ている。株価は業績好転を本格的に織り込む相場へスタートを切ったニュアンスが強い。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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