節電で窓開ける機会増え 虫除け剤市場大幅拡大
2011年9月15日 11:00
節電対策で冷房を控えて窓を開ける機会が増えたことから、今年の虫除け剤(忌避剤)市場は前年に比べ24.5%の大幅増になるとの見込みを富士経済が発表した。
それによると、2010年の市場は159億円だったが、今年は198億円規模になるとみている。
特に、市場を押し上げた商品では空間用商品の「バポナ 虫よけネットW 180日用」(アース製薬)といった長期間効果が持続するタイプが需要を集めているほか、身体用商品では手首にはめる手軽さを訴求した「虫よけブレス」(アース製薬)などが好調という。