米アマゾン、定額制の電子書籍サービスを検討中
2011年9月14日 14:24
あるAnonymous Coward 曰く、 米Amazonが定額制の電子書籍ライブラリサービスを検討していると報じられている(The Telegraph、CNET Japan、本家/.)。
このサービスは米国で大きな成功を収めているオンラインDVDレンタルサービスNetflixのように、会員が一定の会費を支払うことでAmazonの電子書籍ライブラリを無制限に利用できるようになるというもの。現在出版社との交渉は初期段階にあると言われており、アマゾンは出版社側に大きな金額を提示していると伝えられている。
ウォール・ストリート・ジャーナルの取材に対し「(このサービスが)書籍業界の価値を落してしまうかもしれない」と懸念していると話したとのこと。
このサービスは同社の提供する有料サービスAmazon Primeの一環として提供されると予想されている。米国のAmazon Prime会員は映画やTV番組のストリーミングを楽しめる仕組みになっており、これに電子書籍ライブラリが加わるという見込みだ。
スラッシュドットのコメントを読む | 書籍 | mainpage
関連ストーリー:
2011年09月14日
Stallman、電子書籍に吼える 2011年06月09日
Googleもクラウド経由の音楽ロッカーサービスを発表 2011年05月12日
Amazon、プライムユーザに向けた無料動画ストリーミング開始 2011年02月24日
米Amazon、全Amazon Prime会員にKindleを無償提供 2010年02月16日