富士重、フランクフルトで新世代FRスポーカー「SUBARU BRZ PROLOGUE」公開
2011年9月13日 19:29
富士重工業は13日、ドイツで開催中の2011年フランクフルトモーターショーで、「SUBARU BRZ PROLOGUE - BOXER Sports Car Architecture II-」を発表したことを明らかにした。
「BRZ PROLOGUE (ビィ アール ゼット プロローグ)」は、現在、トヨタ自動車と共同開発中の新世代FRスポーカー(SUBARU BRZ)の新しい走りを支える技術コンセプト。FRスポーツカーの特長を最大限に引き出すことを目指し、スバルのコア技術である水平対向(ボクサー)エンジンを核とした車両開発技術をもとに、新たに開発したFRレイアウトの技術として提案する。
今回「BRZ PROLOGUE」には、専用新開発の2.0.水平対向4気筒直噴ガソリンエンジンを搭載した。新たなボア・ストロークを採用するとともに、トヨタの筒内直接噴射システムである「D-4S」を組み合わせることで、高出力と高い環境性能の両立を図り、新世代のスポーツカーに求められる性能を実現している。
「SUBARU BRZは、スバル、トヨタの技術、開発ノウハウを活かし、運転する愉しさをより多くのお客様へ伝えたい、という両社の想いのもとに開発を進めている」と同社はコメント。2012年春に生産開始を予定している。