富士重、フランクフルトモーターショーで新型スバル「XV」を公開

2011年9月13日 19:13

 富士重工業は13日、ドイツのフランクフルトで開催されている「2011年フランクフルトモーターショー」に、新型スバル「XV(欧州仕様)」を世界初公開として披露したと発表した。「スバルの新ブランドステートメント『Confidence in Motion』を通じてお客様へお届けする『安心と愉しさ』を表現した新たな戦略モデルとして、欧州市場での導入を予定している」と同社はコメントしている。

 新型「XV」の商品コンセプトは、「Urban Adventure」。都会的でアクティブなライフスタイルを楽しむ中で、「燃費性能」、「走りの愉しさ」といった基本性能の向上と、スタイリッシュで存在感のあるエクステリアデザインの融合を目指した。

 乗る人すべてにとって快適に過ごせるクラストップレベルの広い室内空間を実現。デザインは、SUVの機能感を強調するサイドクラッディングや高い車高と、スタイリッシュで流麗なフォルムを融合させた斬新なクロスオーバーデザインとした。

 エンジンには、昨年秋に全面新設計した新世代ボクサーエンジンを採用。1.6Lと2.0Lの2タイプのエンジンは、水平対向エンジンのメリットはそのままに、燃費性能や排出ガス性能の向上を図った。

 新開発リニアトロニック(CVT)の採用と共に、新開発のオートスタートストップ(アイドリングストップ)機能により一層燃費性能を高めた。また、欧州向けに開発し、高い評価を得ているディーゼルエンジンをラインアップした。

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