LG、FPR方式の3Dテレビ「LW6500」:チラつき抑え、メガネも軽量

2011年9月13日 12:30

 LGエレクトロニクス・ジャパンは13日、FPR方式を採用した3D対応液晶テレビ「LW6500」シリーズの3モデルを10月上旬から発売すると発表した。55V型、47V型、42V型の3サイズで、予想実売価格はそれぞれ30万円前後、24万円前後、18万円前後。

 同製品は、FPR方式を採用した3Dテレビ「CINEMA 3D」シリーズのハイグレード機種。どの角度から見ても色合いの変化が少ない広視野角の新IPSパネルと、テレビ画面との電子同期が不要なFPR方式による独自技術で広い視聴範囲を実現した。

 FPR方式の特徴として、アクティブシャッター方式の課題とされるチラつき(フリッカー) を軽減し、長時間視聴しても疲れにくいという。また、メガネに電子回路やバッテリーがなく、軽量で充電を必要としない。

 専用メガネは3D映画館で使用されることの多い「円偏向方式」を採用。首を傾けたりしても左右の映像情報がずれず、リラックスした姿勢で3D映像を楽しむことができるという。別売りで女性向けと子供向けを加えた「ファミリーパック」も提供する。

 デザイン面では、パネルエッジをクリアブルーがかった透明色に仕上げ、背景の色を拾って空間に溶け込む工夫を施している。

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