DNPソーシャルリンク、投稿者の属性が把握できるTwitterプロモーションの効果測定サービス
2011年9月12日 14:57
大日本印刷株式会社(DNP)の子会社DNPソーシャルリンクは12日、ツイッター(Twitter)を活用した企業のプロモーションを支援するサービス「つたエルネ」開始すると発表した。プロモーションに対するツイートを会員の属性情報と関連付けて分析することができる。
同サービスでは、企業が同社運営のツイッター連動コミュニティサイト「エルネパーク」(http://p.elne.jp/p/)にキャンペーン情報などを告知し、会員がそのテーマについてのコメントや回答を投稿する。
会員からは事前に属性情報を取得しているということが特徴で、クチコミの内容と発言者とを関連付け、居住地域・性別・年代などを把握することで、プロモーションに対する興味や関心度について、具体的に検証することができる。
投稿した会員は商品券などに交換できるポイントを獲得できる仕組みとなっており、ユーザーにもメリットを与えることで投稿を集めやすくしている。
ツイッターなどのソーシャルメディアをマーケティングに活用する企業は増加しているが、一般的にツイッター利用者の年齢や性別などの属性は明らかでない場合が多く、キャンペーンへの反応などを明確に把握することが困難という課題があった。同サービスでは、会員の属性情報を利用することで、どのようなユーザーが、どのような興味や関心を寄せているかなどを分析できるようにしている。
販売価格は、1週間の掲載とレポート作成で52万5,000円~。レポートの主な内容は、掲載期間中の投稿数、1人当たりの投稿回数、投稿者の属性(性別、年代、職業、既婚/未婚)など。
同社は、同サービスの売上げについて2012年度までに1億円を目指すとしている。