ソ・ジソプ、ハン・ヒョジュ共演映画 「ただあなただけ」、第16回釜山国際映画祭オープニング作品に決定

2011年9月10日 00:03

 韓国を代表する俳優ソ・ジソプ、ハン・ヒョジュが共演する映画「ただあなただけ」が、来月10月6日から始まるアジア最高の映画フェスティバル「第16回釜山国際映画祭」のオープニング作品に選ばれた。

 先行ポスターが公開されて以来大きな話題となっている映画「ただあなただけ」は、ソ・ジソプ、ハン・ヒョジュ(別名「ソジュカップル」)が織り成す切ないラブストーリーで、二人の韓流スターの共演でアジア中から注目されている最高話題作だ。今回、第16回釜山国際映画祭オープニング作品に選ばれたことで、国内をはじめ海外の取材陣たちからのスポットライトを一身に受け、さらに注目を浴びることになるだろう。

 釜山国際映画祭委員会は「ただあなただけ」をオープニング作品に選んだ理由について、「ソン・イルゴン監督は感覚的だが決して表面的ではない、見ごたえのある映像と感性を捉えるサウンドで作品を色づける」と伝えた。また、「大袈裟に涙を誘う方向へ走りがちなメロドラマとは違って、余分なものを削ぎ落とした、監督特有の演出スタイルが引き立っている」「いわゆる静寂スタイルを捨て、思いがけない人々の感性を引き出す監督へと生まれ変わろうとするソン・イルゴン監督の変身宣言がうかがえる作品」と、ソン・イルゴン監督へ高い信頼を寄せている。

 主演のソ・ジソプ、ハン・ヒョジュの演技の呼吸については、「これ以上ないぐらいそれぞれの役割をしっかり果たしている。『ソジュカップル』という広告文句は決して大袈裟ではないと思う」と絶賛した。

 第16回釜山国際映画祭は「ただあなただけ」の上映を皮切りに、10月6日から14日までの9日間を華やかに盛り上げる予定。

 元ボクサーのチョルミン(ソ・ジソプ)と、事故で徐々に視力が失われて行くジョンファ(ハン・ヒョジュ)が出会い、運命をかけた愛をスタートさせる、美しくも悲しいラブストーリー「ただあなただけ」は、今年の秋、映画館で公開される。(翻訳:中川)

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