イオン、さんま一艘分を丸ごと購入し販売 岩手県の久慈漁業協同組合と提携

2011年9月9日 17:31

 イオンは9日、岩手県の久慈漁業協同組合と提携し、北海道沖で漁獲された秋刀魚(さんま)一艘分を丸ごと購入して久慈漁港に水揚げし、東北・関東エリアのイオングループの最大200店舗で販売する取り組みを、来週から開始すると発表した。水揚げ量は、さんま約20トン(約15万尾)の予定。

 さらに、宮城県石巻市においては、来月中にも、イオンのプライベートブランド(PB)「トップバリュ」の水産加工品「トップバリュ さんま蒲焼」と「トップバリュ さば照焼」の生産を開始し、全国で販売する。

 岩手、宮城の両県とイオンはそれぞれ、地産地消や県産品販路拡大を含め、県の一層の活性化と県民サービスの向上に協働して取り組む、地域活性化包括連携協定を締結している。

関連記事

最新記事