【銘柄診断】桧家ホールディングスは利益水準が新ステージへ!上値余力大きい
2011年9月8日 11:27
桧家ホールディングス <1413> (名2)は素晴らしい好業績を背景に素晴らしい上昇相場を演じている。6月30日に年初来高値859円を示現したが、昨2010年8月の底値181円からは4.7倍の上昇となる。現在は6月高値からの調整場面だが、高値圏で利食いを吸収する強い動きを見せている。
今2011年12月期中間決算は営業利益11億5000万円(前期1億3800万円)と記録的な増益となった。同社は木造注文住宅の建築が主たる事業だが、特徴は「省エネECOハウス」で夏涼しく、冬あたたかい快適な室内環境を実現する高気密・高断熱の家。水で膨らみ99%が空気でできた断熱材「アクアフォーム」は柱や梁に密着して気密性を大幅アップしている。
全国的に省エネムードが強まる中、注文住宅が著しい伸びを見せている。中間決算の好調を背景に今12月期の営業利益は期初の29億円の見通しが39億円(前期23億5400万円)へ大幅に引き上げられた。前12月期が史上最高利益だったので、利益水準は全く新しいステージへアップしてきている。適正な株価水準を模索する動きになりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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