ユニクロ、「UNIQLO.COM」をグローバルウェブサイトとして一新 本日公開
2011年9月7日 18:19
ユニクロは7日、「UNIQLO.COM」をグローバルウェブサイトとしてリニューアルし、一新されたウェブサイトを公開した。さらに、「スマートフォンアプリでのコミュニケーションの強化、世界最大の旗艦店となる『ニューヨーク5番街店』をはじめとする店舗内モニターの活用など、店舗と個人、バーチャルとリアルが連動する、新しいデジタル体験を誕生させる」と同社はコメントしている。
同社は、今秋から「お店での買い物体験や日常での着用体験という従来のブランド体験に留まらず、PCやスマートフォンを使用したデジタルコミュニケーションやTV、雑誌での広告など、全てのタッチポイントでの体験を、よりインタラクティブかつクロスプラットフォームなものに変えていく」とし、「そのために、ユニクロは、ユニクロの服に対する考え方『Made For All』が、よりお客様に身近に体感いただけるよう、UNIQLO.COMを『ユニクログローバルサイト』としてリニューアル。全世界共通の情報発信サイトとして一新する」とコメントしている。
さらに、スマートフォンを通じての情報発信の強化により、デジタルコミュニケーションを通じたブランド体験を質・量ともに更に高めていく。また、旗艦店内のデジタルサイネージを活用し、PCやスマートフォン上のコンテンツとのさらなる連携を実現することにより、プラットフォームを超えて連動する、新たなデジタル体験を産み出していくという。
ウェブサイトの主な変更ポイントは、ユニクロの服に対する考え方「Made For All」がより分かりやすく伝わるよう、4つの柱を設けたこと。「What we create: 商品に対する『思い入れ』『こだわり』について詳しく紹介するページ(Made for Allカタログ)」、「How people wear: 世界中のあらゆる人々がユニクロのコーディネートを楽しんでいる様子を紹介(UNIQLOOKS)」、「How people think: 世界各地で、本質的に何かを変えようとしている人たちのポリシーや人生観を紹介する新ウェブサイト『VOICE』」、「How people act: 『服のチカラで、世界をよりよい方向へ変えていく』、というユニクロのCSRステートメントに賛同いただいた方々の社会貢献活動を紹介するページ」を設けた。
そのほか、「商品詳細情報、スタイリング情報、ユーザーズボイス等が充実し、見やすく、分かりやすくなった」、「商品一覧ページでの商品画像がより大きくなり、他商品との比較検討がしやすくなった」、「商品のデザインや素材感の分かるディティール画像を増加することで、商品について詳しく知れるようになった」などの改善点がみられる。
さらに、mixiにユニクロ公式ページを立ち上げたほか、YouTubeからTV広告などユニクロ情報が閲覧できるようになり、他のウェブサイトとの連動性を高めた。