【銘柄診断】サムシングホールディングスは地盤改良工事の需要が大幅に伸びる
2011年9月6日 20:03
サムシングホールディングス <1408> は7月高値25万8000円からの調整場面。同社は住宅地盤改良事業が中心。東日本大震災時に東京湾岸部などで起きた液状化問題を受け、国土交通省は住宅地の液状化を防ぐための地盤強化策について、個人負担を軽減する新制度を設けると報じられたことが7月高値示現の背景。
東日本大震災の復興需要が本格的に顕在化し、沈下修正工事や地盤調査が大幅に増加すると想定されるとして今12月期業績は営業利益が従来の1億円から1億8000万円(前期は決算期変更による4か月決算のため比較はなし)へ大幅に増額修正された。
これまでのピーク、2006年8月期の1億6100万円を上回る史上最高利益となる。東日本大震災を契機に業容は様変わりの好転機を向かえている。住宅地盤改良需要はロングランで伸びることが想定され、株価は全く新たな評価局面に入ってきているニュアンスだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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