JR東日本、来年6月から「東京駅丸の内駅舎」を一部開業へ
2011年9月6日 17:23
JR東日本は6日、2007年5月から保存・復原工事を行っている国の重要文化財である「東京駅丸の内駅舎」について、2012年6月に、駅施設の一部を開業すると発表した。
同社によると、復原後の駅舎は、既存の駅舎同様に、主に駅施設、ホテル、ステーションギャラリーとして使用する。ステーションギャラリーは、展示空間と合わせ設備面の整備を行い、重要文化財である丸の内駅舎を、これまで以上に身近に感じながら見学できる快適な展示施設とする。
また、海外から訪れた顧客向けにサービスを提供する「JR EAST Travel Service Center」を設置。駅舎内のホテルは、名称を「東京ステーションホテル」とし、重要文化財の中に存する強みを活かし、日本を代表するセントラルステーションに相応しい、歴史と先進性が融合したホテルを目指す。
「JR EAST Travel Service Center」と「東京ステーションギャラリー」は、2012年10月1日開業・開館予定。「東京ステーションホテル」は2012年10月3日開業予定。
また、開業に合わせ、照明デザイナーの面出 薫氏デザインによるライトアップを開始することも決定。ライトアップに使用する照明器具は全てLEDとなる。ライトアップは2012年10月開始予定。