ブルー・オリジン、2機目の宇宙船の打ち上げ失敗
2011年9月5日 12:00
Amazon.comのジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)CEOが設立した、民間宇宙開発企業ブルー・オリジン社(Blue Origin)は9月2日、同社が開発した2機目のサブオービタル宇宙船の打ち上げに失敗し、機体を失ったと発表した。
発表によると、8月24日に打ち上げを実施したが、高度13.7km、速度マッハ1.2で機体が不安定となり、安全装置が稼働し、推進力が失われ、墜落した。同機体は6月に初の打ち上げ試験が行われ、成功していた。
ブルー・オリジン社は現在、米航空宇宙局(NASA)の商業有人宇宙輸送開発計画(CCP)に参加しており、既に新しい宇宙船の開発にも取りかかっているという。
■Successful Short Hop, Setback, and Next Vehicle
http://www.blueorigin.com/letter.htm
【関連記事】
・ブルー・オリジン、微小重力実験を選定。打ち上げは2011年?
・ブルー・オリジンを初めて語る
・Blue Origin、打上げ詳細を発表
・Blue Origin、また打ち上げ試験
・Blue Origin、試験打ち上げ