東芝、ノートPC「dynabook」の新製品:最長13時間のバッテリ駆動やピークシフト機能
2011年9月5日 14:40
東芝は5日、大容量バッテリーの搭載で長時間駆動を実現した「dynabook シリーズ」4機種22モデルを9日から順次発売すると発表した。駆動時間が最長の13.3型スリムコンパクトノート「R731/38D」では、13時間のバッテリ駆動が可能。
同製品では、すべてのモデルで大容量バッテリーを搭載し、従来品からバッテリ駆動時間を向上させた。また、電力需要のピーク時間帯に入るとAC電源駆動からバッテリー駆動に自動で切り替わる「東芝ピークシフトコントロール」全モデルに搭載しており、電気料金が安い夜間にバッテリーを充電するといった使い方もできる。
通常起動時とくらべて電源オフの状態からの起動時間を短縮する「東芝高速スタート」機能もすべてのモデルに搭載した。同機能は、起動時に行うBIOS処理とプログラムの読み込みを最適化することで起動時間を短縮するもので、ハードディスク搭載の「dynabook T451/46D」は、通常起動より約19秒速い約23秒で起動。高速SSDを搭載したスリムコンパクトノートPC「dynabook R731/38D」は、通常起動より約9秒速い約10秒での高速起動を実現したという。
■ハイスタンダードAVノートPC「dynabook Qosmio T751/T8D」
「dynabook Qosmio T751/T8D」は、地上/BS/110度CSデジタルTVチューナーを2基搭載し、デジタルTV放送3波の豊富な番組の視聴や2番組同時録画「W録」を楽しめるモデル。
ディスプレイは15.6型ワイドHD液晶、CPUがCore i7-2670QM(2.20GHz)、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ、ストレージが750GBのHDD、メモリが8GBで、バッテリ駆動時間は4.5時間。16日から順次発売する。
■スタンダードAVノートPC「dynabook Qosmio T551/T6D」「T551/T4D」
「dynabook Qosmio T551/T6D」「T551/T4D」は、地上デジタルTVチューナー1基や標準的な機能を搭載したスタンダードAVノートPC。ディスプレイが15.6型ワイドHD液晶、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ、ストレージが750GBのHDD、メモリが8GBを装備する。
T551/T6Dは、CPUがCore i7-2670QM(2.20GHz)、バッテリ駆動時間は3.5時間。T551/T4Dは、CPUがCeleron B800(1.50GHz)で、バッテリ駆動時間は3.4時間。いずれも9日から順次発売する。
■スタンダードノートPC「dynabook T451/46D」「T451/35D」「T451/34D」
「dynabook T451/46D」「T451/35D」「T451/34D」は、TVチューナーを搭載しないスダンダードモデル。ディスプレイは、15.6型ワイドHD液晶、メモリ4GB、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブを装備する。
T451/46Dは、CPUが、Core i5-2430M(2.40GHz)、HDDが750GB、バッテリ駆動時間が4.6時間。9日から順次発売する。
■スリムコンパクトノートPC「dynabook R731/38D」「R731/37D」「R731/36D」「R731/16D」
「dynabook R731/38D」「R731/37D」「R731/36D」「R731/16D」は、SSD搭載モデルで約10秒の高速起動を実現した、13.3型ワイドHD液晶搭載のスリムコンパクトノートPC。
R731/38Dは、Core i7-2640M vPro(2.80GHz)、ストレージは128GBのSSD、メモリ4GB、DVDスーパーマルチドライブを搭載し、バッテリ駆動時間は約13時間。