アウディ、EV「A2コンセプト」をフランクフルトモーターショーに出展
2011年9月5日 10:19
アウディは2日、電気自動車（EV）のコンセプトカー「Audi A2コンセプト」を9月13日から開催されるフランクフルト国際モーターショーで公開すると発表した。
ボディサイズは全長3.80m×全幅1.69m×全高1.49mと、全長3.97m×全幅1.74mのコンパクトカー「Audi A1」よりも小型ながら4名の乗員に十分な空間を確保したという。ホワイトに塗装されたダークガラスルーフは、室内に設置されたスイッチを押すと透明に変化する。
ヘッドライトには、マトリックスビームとして知られる、次世代LED技術を採用。複数のLEDとマイクロリフレクターを組み合わせることで、高輝度でありながらも対向車のドライバーにやさしいハイビームを生み出す。
フロントからリヤにかけてのウィンドウ下には「ダイナミックライト」を備える。走行中は連続的なサイドマーカーライトとして機能し、ドライバーが方向指示を出すと、サイドマーカーライトが全体を走り抜ける「光の帯」のように発光する。また、ブレーキ時には、ブレーキの強さが直感的に分かるように赤い光の束がテールランプから前方へと流れるという。
インテリアでは、ステアリングホイール内側に設置されたタッチコントロール部で様々な操作が可能。シートは独立式で、シートクッション下は収納スペースとなっている。