Javaの父、半年足らずでGoogleを退職
2011年9月2日 01:00
eggy 曰く、 Java言語の生みの親として知られるJames Gosling氏は、今年3月に入社したばかりのGoogleを離れ、Liquid Roboticsというスタートアップ企業にチーフ・ソフトウェアアーキテクチャーとして移ったことを自身のブログで報告しているとのこと。Gosling氏は、半年も経たないうちにGoogleを離れたことになる(本家/.、InfoWorld記事より)。
氏は自身のブログに、「Googleは楽しかったし、魅力的な人達にもたくさん出会えたが、他所で桁外れに凄いことをやっている奴らに出会ってしまった」とGoogle退職の理由を綴っている。Liquid Roboticsは海上を漂泊する、ボートのような形をした自律ロボットを開発しているが、オンボードセンサーで収集したデータをクラウドにアップロードすることができるのだという。波推進をエネルギー源にしているため長時間の海上滞在が可能であり、最長で2年半も漂白し続けることができたという。またGSM及びWiMaxの衛星通信を行う装置とGPS機能が搭載されているとのこと。既に海域各所で活躍しており、メキシコ湾のマコンド油井の水質調査を行っているロボット群もいるという。
Gosling氏は、オンボードソフトウェアのセンサー及びナビゲーション、自律性といった分野だけでなく、膨大なデータを集積するデータセンターの管理にも関わることになるという。
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