パナソニック、乗ったまま充電できる電動アシスト自転車「ビビチャージ」
2011年9月1日 13:15
パナソニック サイクルテックは1日、自転車走行中の運動エネルギーを利用して乗ったまま充電することができる電動アシスト自転車「ビビチャージ」シリーズを12月1日から発売すると発表した。価格は12万9,000円から16万5,000円。
同製品は、下り坂やブレーキ減速時の運動エネルギーから電気を創り出してバッテリーに充電する乗ったまま充電(回生充電機能)を搭載する電動アシスト自転車。
充電に関しては、「オートマチック」と「平地充電」という二つのモードが用意されており、「オートマチック」モードは走行状態に合わせて、下り坂で自動的に駆動用モーターが発電機に切り替わりバッテリーに充電。上り坂や平地では自動でアシスト走行をする。
「平地充電」モードは、負荷の少ない平地走行時に、走りを妨げない軽い負荷で電気を創り出すモード。発電した電力はバッテリーに充電し、より省エネの走行が可能となる。
常にパワフル走行で電気を最大に消費する「パワー」モードと比較して、「オートマチック」モードでは最大約1.3倍、「平地充電」モードでは最大約2.4倍、走行距離がアップするという。
最上位モデルは、従来品からの容量を約33%向上させ、国内電動アシスト自転車では最大容量という16Ahのリチウムイオンバッテリーを搭載。これによって、最長距離走行は従来品の約1.65倍にあたる約160kmに向上している。
また、走行状態をセンサーで感知し、自動でムダを見つけて省エネ走行する「エコナビ」機能を搭載しており、様々な道路状況や走行条件に応じてエコ運転で節電し、長距離走行をサポートする。
車輪サイズは24インチ~27インチ、充電時間は急速充電器使用時で4時間~5時間となっている。