パナソニック、パナソニック電工とデバイス事業の傘下2社を吸収合併

2011年8月31日 17:30

 パナソニックは31日、同日開催の取締役会において、2012年1月1日を効力発生日として、同社100%出資の連結子会社であるパナソニック電工を吸収合併することを決定し、同日付で吸収合併契約を締結したと発表した。

 パナソニックグループの重点事業である「まるごと事業」の更なる強化を図るため、販売プラットフォームをパナソニックに一本化することにより、販売基盤及び営業力の強化を目指す。また、照明、電器、デバイス事業を統合することにより、一元的、効率的な経営管理を行い、グループのシナジー最大化を図る。

 合併の方式は、パナソニックを存続会社、電工を消滅会社とする吸収合併方式で、電工は解散により消滅する。

 また、同社は同日、2012年4月1日を効力発生日として、同社100%出資の連結子会社である「パナソニック エレクトロニックデバイス(PED)」と、PED100%出資の子会社である「パナソニック エレクトロニックデバイス ジャパン(PEDJ)」の両社を吸収合併することを決定し、同日付で吸収合併契約をそれぞれ締結したと発表した。

 同社における主たるデバイス事業を、同一法人内に集約することで、経営意思決定の迅速化や一体感の醸成を加速し、グループのシナジー最大化を図るため、PEDとPEDJを吸収合併するという。

 合併の方式は、パナソニックを存続会社、PEDとPEDJを消滅会社とする吸収合併方式で、PEDとPEDJは解散により消滅する。

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