ソニー、映画館クラスの仮想スクリーンを楽しめるヘッドマウントディスプレイ「HMZ-T1」
2011年8月31日 16:18
ソニーは31日、頭部に装着することで、映画館クラスの仮想ワイドスクリーンが目の前に広がり、2D/3DのHDコンテンツを楽しめるというヘッドマウントディスプレイ 「Personal 3D Viewer HMZ-T1」を11月11日に発売すると発表した。市場推定価格は60,000円前後。
同製品は、新開発の0.7型「HD有機ELパネル」(1280×720)を搭載。有機ELパネルの高コントラスト、色再現性、高速応答性能を生かした高品位なHD映像を実現したという。
3D映像については、左目用と右目用に2枚のパネルを搭載し、左右それぞれに独立したHD映像を表示する「デュアルパネル3D方式」を採用。映像が完全に切り替わらずに混ざるクロストーク現象のない、自然で明るい高純度な3D映像を楽しむことができるという。
また、光学レンズは広水平視野角が45度で、映画館クラスのワイドスクリーン(仮想画面サイズ750型相当、仮想視聴距離約20m)で鑑賞できる。
音質面では、ソニー独自のバーチャルサラウンド信号処理技術を採用。高画質の3D映像とあわせて、左右のヘッドホンだけで最大5.1ch相当の迫力ある音響効果を楽しむことができる。
ヘッドマウントユニットの本体サイズは幅210mm×高さ126mm×奥行き257mmで、重量は約420g。プロセッサーユニットのサイズは幅180mm×高さ36mm×奥行き168mmで、重量が約600g。
同製品は、銀座・ソニーショールーム、ソニーストア 名古屋、ソニーストア 大阪で9月10日から先行展示する。