NTTデータ、インドネシアに新会社:アジア・太平洋地域の事業強化を推進

2011年8月31日 10:15

 NTTデータは30日、インドネシアに新会社「PT. NTT DATA Indonesia」(NTTデータ インドネシア)を設立し、9月1日から営業を開始すると発表した。高い経済成長率と世界第4位の人口を背景に、各国企業の拠点設立の加速が見込まれるインドネシアで事業体制の強化を図る。

 新会社は資本金が200万ドル(約1億5,300万円)で、NTTデータが30%、NTT DATA Asia Pacificが70%出資する。

 システム開発やシステム運用などの「システムインテグレーションサービス」、インドネシア市場への進出を検討している企業向けに、マーケットリサーチ、拠点設立や事業展開に際してのアドバイザリーなどのサービスを提供する「リサーチ&コンサルティングサービス」、現地の法規制や商慣習に適合したITソリューションサービスの開発、販売を行う「新興国向けパッケージソリューションサービス・クラウドサービスを中心に」事業を展開するという。

 同社は、新会社と各国のNTTグループ会社との連携を強めることで、アジア・パシフィック地域全体のITサービスの提供能力を向上させるとしている。

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