Windowsでファイル操作時に表示される進捗表示、Windows 8で大幅に改善予定

2011年8月29日 12:01

 あるAnonymous Coward 曰く、

 Windowsでファイルを移動させたりコピーしたりするときに表示される「残り時間」を真に受ける人は少ないだろう。「残り時間12分」と表示されたかと思ったら次に「残り時間8分」、そしてまた「残り時間10分」に増えたと思ったらある瞬間突然「残り時間10秒」と表示されたりする。しかしWindows 8ではファイル移動に関する制御に大幅な修正が入り、さらにこの「残り時間」表記はなくなるとのこと(ExtremeTech本家/.)。

 Windows 8ではファイルコピーや移動、削除などを一元して扱うことができるようになるという。現在の仕様では複数のフォルダやファイルを移動させた場合、その数だけポップアップウィンドウが開いてしまうが、Windows 8からは一つのウィンドウに複数のファイル移動の進捗状況が表示されるようになるという。さらにファイル名が重複していた場合には、移動先と移動元のファイルをサムネイル一覧で確認し、上書きや削除の指示を下せるようになるとのこと。

 「残り時間」はネットワークの混雑度合いや他のソフトウェアの動作との兼ね合いなど、複数の要因がからんでいるため正確に算出するのは不可能に近いとのこと。このためWindows 8ではより正確な情報として時間ではなく、処理がどの程度完了したかを%で表示するようになるとのことだ。

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