パナソニック、電気容量に制約がある住宅向けのIHクッキングヒーター

2011年8月29日 14:45

 パナソニックは29日、電気容量に制約がある住宅向けのIHクッキングヒーターを10月5日から販売開始すると発表した。ビルトインタイプと据置タイプの2種を販売する。

 同製品は、昨年4月に発売した低電気容量対応IHにパナソニック独自の光火力センサーを搭載することで、使い勝手や調理性能を一層向上させたというモデル。市場ニーズが高いという取り替えが簡単な据置タイプも追加した。

 消費電力を制御する「2900Wパワーコントロール」機能により、複数のヒーターの消費電力の合計が約2900Wを超えないように自動コントロールする。IHは地域や設備によっては電気容量の制約があり、設置できない場合があったが、このような制約がある住宅に対応できる。

 一方、1口使用時の最大火力は2500Wの高火力を確保し、たっぷりのお湯もスピーディーに沸かすことができるなど十分な調理性能を保持するようにした。光火力センサーで鍋底温度をすばやく検知することで、安定した高火力調理やフライパンなどの金属鍋での揚げ物調理も可能になったという。

 また、こげついたら加熱をストップし、液晶表示と光るリングの点滅でお知らせする「こげつきお知らせ」機能など、安全に配慮した機能も搭載している。

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