来年の年賀はがき、発行枚数は昨年並みの38億枚 SNSとも連携
2011年8月26日 18:27
日本郵政グループの郵便事業株式会社(日本郵便)と郵便局株式会社は26日、平成24年用年賀はがきを、11月1日から販売すると発表した。総発行枚数は、昨年と同規模の約38.2億枚を予定している。「今年は『人の心が、年の初めに届く国。』をメインコピーに、年賀はがきを"心を伝える"コミュニケーションツールとして、人と人とを繋いでいく」と同社はコメントしている。
毎年、幅広い年齢層の顧客に好評の「ディズニーキャラクター 年賀」は、人気キャラクターの「くまのプーさん」に、来年の干支である龍を新たに描き起こした温かみのあるデザインとなっている。
また、年賀はがきの裏面に日本の伝統的な吉祥文様(きっしょうもんよう)の「宝尽(たからづ)くし」を金色で箔押しした、豪華で雅なデザインの「金箔風年賀」を、一部の郵便局及び支店並びに「切手SHOP」で販売する。
Webと融合したサービスでは、年賀特設サイト「郵便年賀.jp」コンテンツの更なる充実を図るとともに、世界最大のソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「Facebook」においても特設ページを新たに提供する。さらに、「ミクシィ年賀状」、「ウェブポ」と連携し、住所が分からなくても、友人、知人にリアルな年賀状を送ることができるサービスを提供し、"デジタルとアナログの融合"をより一層推進する。
主に企業を対象としたサービスでは、ゆうびんホームページ上の「DMファクトリー」において、「オリジナル年賀葉書作成サービス」の申込みを受け付けるとともに、Web上に用意するテンプレートを基に顧客が作成したダイレクトメールの印刷を受け付けるサービスを新たに実施する。
なお、平成24年用年賀はがきの販売期間は、平成23年11月1日(インターネット通販での予約受付は9月1日)から平成24年1月13日まで。お年玉くじの抽せんは平成24年1月22日に行う。また、年賀郵便の引受けは平成23年12月15日からとなっている。