米サウスダコタ州で週休3日制の学校が増加
2011年8月26日 12:55
あるAnonymous Coward 曰く、
米国では秋から新学年の始まりを迎えるところだが、サウスダコタ州では月曜から木曜までしか授業を行わない学校が1/4以上もあるそうだ(TIME、本家/.)。
理由は緊縮財政にあるとのこと。例えばIrene-Wakonda学区では週休3日制にすることで年間5万ドル(約385万円)削減することが可能になるという。昼休みを短縮し、毎日30分学校を延長することで減った学習時間を補填する計画とのこと。
週休3日制にすることによる学業への影響に関する研究は少ないが、実際に週休3日制に移行した全米120の学区からは「生徒の疲労度が少なく、より集中するようになり、出席率やテストの点数が向上した」との声も挙っているという。一方で1日休日を増やすことによる十分な経済効果が見られず、また学校にいる時間が短くなり先生との接触も密でなくなるため学業で苦しむ生徒も見受けられるとの意見もでているそうだ。
生徒らが1日増えた休日をどのように使っているかも気になるところだ。
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