【銘柄診断】エスアールジータカミヤは復興関連需要が今期後半から本格化へ
2011年8月25日 18:47
エスアールジータカミヤ <2445> は復興需要関連として震災後に急騰場面を見せた。震災当日の3月11日の382円をボトムに3月24日の598円まで、56%高を演じた。しかし、肝心の政府が機能マヒの状態に陥り、復興需要本格化が伸び伸びとなり高値買いの動きがストップ。
動きが止まれば利食い売りが出るし、戻りがなければ見切り売りが広がるパターンを余儀なくされている。建設用仮設機材のレンタル事業が主力の業態とあって、間髪をおかず復興関連人気が集まったもの。ただ今3月期第1四半期の決算は営業利益が4500万円の損失(前年同期1億4400万円の損失)とまだ復興需要の恩恵に浴していない。
しかし、今3月期通期の営業利益は10億5000万円と前期比45.2%増益が見込まれている。復興需要は今3月期後半から本格化する見通しで、そうした流れは来2013年3月期以降も継続することが予想される。PBRなどの投資指標面では明らかに株価は割安ゾーンに入ってきた。訂正高の天井の高さが注目される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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