国民全体の医療費 1日で953億円超える
2011年8月25日 11:00
平成23年版厚生労働白書が平成17年から22年までをベースにして、1日あたりの出生、死亡、医療、育児などについてデータ化した結果、国民全体の医療費は1日あたり953億6000万円、1人当たり746円80銭となり、購入している医薬品の金額は30億3000万円にのぼっていた。
また、1日あたり2935人が生まれ、3280人が亡くなっており、人口は345人減少している。
亡くなる3280人の死因をみると、968人ががん、518人が心疾患、338人が脳血管疾患で亡くなり、老衰による死亡は124人だった。一方、111人が事故でなくなり、仕事中の事故によるものも3人、自殺によるケースも87人と年間ベースでは3万人を超えている。
(編集担当:福角忠夫)