【銘柄診断】長期のモミ合い続くSJI、今期増益、中国事業に期待も

2011年8月25日 10:12

  SJI <2315> は、このところの株価がザラバ(場中)で安いところはあるものの、終値では1万2000円台をキープしている。いわゆる、「下ヒゲ足」が続いている動き。

  3月の震災時下げでつけた安値1万950円に対しては余裕がある。去る15日に第1四半期(4~6月)を発表した時点での2012年3月期は売上4.6%減の170億円、営業利益9.6%増の7億9000万円、1株利益1074円の見通し。配当は年200円の予定。

  中国で、主要株主であるデジタルチャイナ・グループとの事業連携も視野に入れて事業拡大に取組んでいる。また、持分比率が36%まで低下した中国合弁のSIの株式買い増しも先行き期待される。実現となれば連結業績を大きく押し上げる。

  モミ合いは3月後半以降、長期にわたり、そろそろ出直りが見込めそうだ。1万5000円前後のフシを抜くと1万7500~1万9000円の見込めるチャート。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
横浜銀行は自己株の取得と全体相場の急反発を好感し大幅続伸(2011/08/25)
サイバーエージェント:「アメーバピグ」は中国最大級のSNS「Kaixin001」でサービスを開始(2011/08/25)
プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2011/06/08)
犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2011/08/10)

関連記事

最新記事