東芝、家庭用お掃除ロボット「スマーボ」発売

2011年8月24日 23:25

 東芝ホームアプライアンスは24日、家庭用自走式クリーナー(充電式コードレスクリーナー)の新製品として、スマートロボットクリーナー「Smarbo(スマーボ) VC-RB100」を、10月1日から発売すると発表した。価格はオープン。

 新製品は、2つのCPU(中央演算処理装置:ダブルブレイン機能)と、38個のセンシング機能、カメラ機能を搭載することで、室内の通過したルートを記憶しながら自動で掃除できる(ナビゲーションテクノロジー)。

 そのため、何度も同じ場所を通過することが少なく、室内を等間隔で往復するので、約2畳分(2m×1.7m)の広さを、約2分の短時間で賢く掃除できる。電気代約2円(一回の充電)で、約100m2 (約60畳)の広さの掃除が可能(約90分運転)。掃除が終了すれば、自動で専用充電台に戻り充電する。

 また、安全に配慮しながら効率良く掃除するためのセンシング機能により、室内の障害物を避けた運転、運転中の壁への衝突、階段・段差からの落下等も防止できる。

 さらに、赤外線信号で本体の動きを制御するバーチャルガードを2機付属しているため、植木や家具など近づけたくない場合に、本体を進入させない「仮想フェンス(囲い)」を設けることもできる。

 運転は、「4つのお掃除モード」(自動、スポット、念入り、手動)から選べる。ゴミの吸引は、本体両脇のサイドブラシ、本体下の回転ブラシ、細かいゴミを捕らえるフィルターを用いた「6ステップゴミ取れ方式」で効率的に行う。

 加えて、3つの便利な機能として、しっかり掃除したい時に回転ブラシの回転速度がアップする「ターボ」、壁・家具などの障害物の際まで掃除できる「かべぎわ」、設定した時刻に自動で運転できる「タイマー/デイリー」を搭載している。

 他に、操作時の音声ガイド、付属の「モップ」を使用してのフローリングなどの拭き掃除に加え、時間と場所を気にせず掃除できる運転音は約52dB。

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