ソニー、世界最速秒間12コマで連写可能な一眼カメラ“α77”など発売

2011年8月24日 16:28

 ソニーは24日、位相差AFが常時作動する“Translucent Mirror Technology”(トランスルーセントミラー・テクノロジー)、新開発有効約2430万画素 “Exmor” (エクスモア) APS HD CMOSセンサー、飛躍的に進化した画像処理エンジン「BIONZ」(ビオンズ)などを搭載し、有効約2430万画素の高精細な静止画を世界最速秒間12コマで撮影できる、レンズ交換式デジタル一眼カメラの中級機“α77”と、同技術を踏襲したエントリークラス“α65”を発売すると発表した。

 両機は、“Translucent Mirror Technology”を搭載することで、高い連写性能や、動画撮影中でも常に作動する高速・高精度の位相差検出方式のAFを実現している。これにより、“α77”は、世界最速秒間12コマのAFが作動する高速連写を実現。加えて、新開発のクロスセンサーを11点採用した、11点クロス19点AFセンサーを搭載することで、AF性能を向上させている。

 また、新開発の有効約2430万画素 “Exmor” APS HD CMOSセンサーと進化した画像処理エンジン「BIONZ」により、高精細・低ノイズを実現。加えて、高解像度(XGA)の有機ELを採用した電子ビューファインダー(“XGA OLED Tru-Finder”)を世界で初めて搭載し、高コントラスト、素早い応答性、100%の視野率などを実現している。

 さらに、動画撮影機能も進化。AVCHD 2.0(progressive)に準拠した60pの滑らかな動画記録やフィルム映画のような表現が可能な24pにも対応。高精細かつ多彩な映像表現が可能。

 発売日は10月14日。価格はオープンだが、「α77ボディ『SLT-A77V』」が15万円前後、「α65ボディ『SLT-A65V』」が9万5000円前後。

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