Linus氏曰く「仮想化は悪」

2011年8月23日 19:02

  eggy 曰く、

 Linus Torvalds氏がLinuxの主要開発者の1人であるGreg Kroah-Hartman氏との対談において、「XenとKVMのどちらが好ましいか」という問いかけに対し「仮想化は悪」と答えたそうだ(本家/.NETWORK WORLD記事)。

 Torvalds氏はかつては最新カーネルへの対応に遅れていたXenに期待しておらずKVM寄りであったとのことだが、「Xenの開発者はフィードバックに耳を傾けるようになっており、今は主流カーネルにも追いついている」とXenを評価した。また「Xenは、KVMとは違った考えを持っており、ハードウェアの制約も違う」、「選択肢を持たせたいから両方ともやっている」とのこと。

 しかし、Torvalds氏の個人的な意見としては、どちらも好みではないようだ。実装のハードウェアに直接触れることを好むTorvalds氏は、「俺は仮想化タイプの男じゃないんだ。仮想化は悪だと思ってるよ」と語ったとのこと。

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