ソニー、業界初の3番組同時長時間録画に対応したBDレコーダー5機種を発売

2011年8月23日 16:05

 ソニーは23日、業界初の3番組同時長時間録画や、外付けUSBハードディスク(HDD)(別売り)に対応したモデル、スカパー!HDチューナーも内蔵したモデルなど、5機種の3D対応ブルーレイディスク(BD)レコーダーを発売すると発表した。「好評の『0.5秒瞬間起動』などの使いやすさはそのままに、録りたい番組が3つ重なってもあきらめることなく、多彩な番組をたっぷり録画できる」と同社はコメントしている。

 今回発売する5機種のうち、「BDZ-AX2700T、BDZ-AT970T、BDZ-SKP75、BDZ-AT770T」の4機種に、3つのデジタルチューナーを搭載。3番組同時に録画が可能な上、業界で初めて、そのすべてをフルハイビジョン画質で長時間録画することができる。さらに、「BDZ-AX2700T、BDZ-AT970T、BDZ-AT950W、BDZ-SKP75」の4機種は外付けUSB HDDに対応、録画容量を後から簡単に増やすことができる。また、外付けUSB HDDへ長時間モードでの録画も可能。

 「BDZ-SKP75」は、地上/BS/110度CSデジタル放送(スカパー!e2)に加えて、新たにスカパー!HDチューナーも内蔵。スカパー!HDで放送される多彩なジャンルの魅力的なコンテンツのフルハイビジョン長時間録画を可能にした。また、ソニーのBDレコーダーならではの便利な録画・検索機能を使って楽しむことができる。

 また、今回発売する全機種において、録画・再生時の画質を向上させた。新アルゴリズムを搭載し、長時間かつ高画質のフルハイビジョン録画の精度を高めた「インテリジェントエンコーダー3」や、「ブルーレイ3D」などの3D映像を最適な画質で再生できる“CREAS 4”を搭載した。最上位モデル「BDZ-AX2700T」には、進化した“CREAS Pro”を搭載。3D映像をより高精細かつ、自然な立体感で楽しむことが可能。

 「BDZ-AX2700T」は、音質面においても進化させている。ソニー独自の7.1ch バーチャルサラウンド技術を搭載し、テレビの内蔵スピーカーや、市販されている通常のヘッドホンやイヤホンで、最大7.1ch相当のサラウンドを楽しむことができる。高画質な映像と迫力ある音声で、映画などのコンテンツを一層楽しむことができる。

 さらに、ビデオカメラの新規格「AVCHD Ver. 2.0」に対応、3D・60p動画をBDレコーダーのHDDに取り込み・保存・編集することができる。

 その他、BDレコーダーとスマートフォンの連携を強化。ソニー・エリクソン製の“Xperia”をはじめとするAndroid端末向けアプリ「Koe-Kara」は、音声認識機能により番組検索が簡単にできる。番組表Webアプリ「Gガイド.テレビ王国CHAN-TORU」とあわせて利用することで、スマートフォンで外出先からの予約録画や録画タイトルの整理、予約ランキング表示などができる。

 発売日は、「BDZ-AX2700T、BDZ-AT970T、BDZ-AT950W、BDZ-AT770T」が10月8日で、「BDZ-SKP75」が10月22日。価格はオープンだが、市場推定価格は「BDZ-AX2700T」が23万円前後、「BDZ-AT970T」が13万円前後、「BDZ-AT950W」が12万円前後、「BDZ-SKP75」が11万円前後、「BDZ-AT770T」が10万円前後となっている。

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